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牛乳に含まれるBCAAとは?

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BCAAってなに?

BCAA(ビーシーエーエー)とは、バリン・ロイシン・イソロイシンという3つのアミノ酸のことです。アミノ酸は体を作る大切な成分ですが、BCAAは体内で作ることができません。そのため、食べ物や飲み物から摂取する必要があります。

BCAAは、筋肉のエネルギーになったり、運動後の回復を助けたりする働きがあります。スポーツをする人は、BCAAを含むプロテインやサプリメントを飲んでいることが多いですが、実は牛乳にもBCAAが含まれているのです!

牛乳に含まれるBCAAの量

牛乳には、100mlあたり約0.4〜0.5gのBCAAが含まれています。サプリメントほど多くはありませんが、毎日飲むことで十分な量を摂取できます。

他の食品と比べると?

食品BCAAの量(100gあたり)
牛乳約0.4〜0.5g
鶏むね肉約4.5g
約1.4g
大豆約2.0g

牛乳は鶏肉や卵に比べるとBCAAの含有量は少ないですが、手軽に飲めるため、毎日の習慣として続けやすいのがメリットです。

牛乳に含まれるBCAAのメリット

(1) 筋肉をつくる&守る

BCAAは筋肉の材料となるため、運動後の回復に役立ちます。特に「ロイシン」は筋肉を作る働きがあるため、運動後に牛乳を飲むことで効率よく筋肉を増やすことができます。

(2) 持久力アップ!

BCAAはエネルギー源にもなるため、運動中の疲労を軽減する効果があります。運動前に牛乳を飲んでおくと、最後まで力を発揮しやすくなります。

(3) 疲労回復を助ける

運動後は筋肉がダメージを受けますが、BCAAを摂取するとその回復をサポートし、疲労が早く取れるようになります。

(4) 集中力アップ

BCAAの一つである「バリン」は、脳の働きを助ける役割を持っています。勉強や仕事の前に牛乳を飲むことで、集中力が高まる可能性があります。

牛乳でBCAAを効果的に摂取する方法

(1) 運動後に飲む

運動後に牛乳を飲むと、筋肉の回復がスムーズになります。低脂肪牛乳や無脂肪牛乳を選ぶと、カロリーを抑えつつBCAAを摂取できます。

(2) 朝食と一緒に飲む

朝のエネルギー補給にも牛乳は最適です。シリアルやオートミールと組み合わせることで、BCAAを効率よく摂取できます。

(3) 寝る前に飲む

寝る前に牛乳を飲むと、就寝中の筋肉回復をサポートできます。また、牛乳には「トリプトファン」というリラックス成分も含まれているため、質の良い睡眠にもつながります。

まとめ:牛乳で手軽にBCAAを摂取しよう!

BCAAは、筋肉を作る、疲労を回復する、集中力を上げるなど、さまざまなメリットを持つ成分です。牛乳を飲むだけでBCAAを手軽に摂取できるため、健康的な生活をサポートするのに最適です。

「プロテインを飲むほどではないけれど、体に良いものを摂りたい」という人には、牛乳がぴったり! 毎日の習慣に取り入れて、元気な体を作りましょう!

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milk guide
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年間1000Lの牛乳を消費している牛乳大好き家族の主。牛乳好きを増やす、牛乳嫌いを減らす、牛乳の有用性を広く伝える事を目的として活動中。
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