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バター作りに適した牛乳ランキング!おすすめ3選と選び方のポイント

daichan

自宅で手作りバターを作ると、市販のバターにはない濃厚でフレッシュな風味が楽しめます。しかし、バター作りに向いている牛乳と向いていない牛乳があることをご存じでしょうか?

この記事では、バター作りに適した牛乳ランキング3選を紹介し、選び方のポイントや作り方のコツについても詳しく解説します。

「自家製バターを作りたいけど、どの牛乳を選べばいいかわからない!」という方は、ぜひ参考にしてください。


バター作りに適した牛乳の条件

バターは「生クリーム(乳脂肪)」を撹拌して作るため、乳脂肪分が高く、脂肪が分離しやすい牛乳が最適です。

① 乳脂肪分が3.7%以上の牛乳を選ぶ

乳脂肪分が多いほどバターの出来が良くなります。一般的な牛乳の乳脂肪分は3.5%前後ですが、3.7%以上のものを選ぶとより効率的にバターが作れます。

② ノンホモジナイズド(成分無調整)の牛乳を選ぶ

「ホモジナイズド牛乳」は脂肪球を均一に砕いているため、バター作りには不向きです。一方、「ノンホモジナイズド牛乳」は脂肪球が大きいため、分離しやすく、バター作りに適しています

③ 低温殺菌牛乳を選ぶ

牛乳の殺菌方法には以下の3種類があります。

  • 超高温殺菌(UHT)(120~150℃・1~3秒)→ 脂肪が変性しやすく、バターが作りにくい
  • 高温短時間殺菌(HTST)(72~75℃・15秒)→ 風味が良く、バター作りに向いている
  • 低温長時間殺菌(LTLT)(63~65℃・30分)→ 牛乳の風味がそのまま残り、バター作りに最適

バター作りには「ノンホモジナイズド×低温殺菌」の牛乳が最適ということを覚えておきましょう。


バター作りにおすすめの牛乳ランキング【3選】

第1位:東毛酪農 ノンホモ牛乳(群馬)

  • 乳脂肪分:3.8%以上
  • 種類別:成分無調整牛乳(ノンホモジナイズド)
  • 殺菌方法:低温殺菌(65℃・30分)

東毛酪農の「ノンホモ牛乳」は、群馬県産の良質な生乳を100%使用し、低温殺菌&ノンホモジナイズドというバター作りに理想的な条件を満たしています。

脂肪分がしっかり分離しやすく、クリーミーでコクのあるバターが作れるのが特徴です。

自然食品店や一部のスーパーで購入でき、オンラインショップでも入手可能。本格的な手作りバターを楽しみたい方に最適な牛乳です!


第2位:木次乳業 パスチャライズ牛乳(島根)

  • 乳脂肪分:3.7%以上
  • 種類別:成分無調整牛乳(ノンホモジナイズド)
  • 殺菌方法:低温殺菌(65℃・30分)

木次乳業の「パスチャライズ牛乳」は、島根県の自然豊かな環境で育った牛から搾られた生乳を使用

乳脂肪分が高く、ミルキーな甘さと濃厚なコクのあるバターが作れます

また、木次乳業は「パスチャライズ(低温殺菌)」のパイオニア的存在。乳の風味を生かしたバター作りにぴったりの牛乳です


第3位:タカハシ乳業 那須のおいしい牛乳(栃木)

  • 乳脂肪分:3.8%以上
  • 種類別:成分無調整牛乳(ノンホモジナイズド)
  • 殺菌方法:高温短時間殺菌(75℃・15秒)

タカハシ乳業の「那須のおいしい牛乳」は、栃木県の那須高原で生産された牛乳で、乳脂肪分が高く、ノンホモジナイズド

高温短時間殺菌(HTST)なので、生乳の風味を損なわず、バター作りに適した脂肪の状態を保っています

関東圏のスーパーで入手しやすく、手軽に手作りバターを試したい方にもおすすめです。


自宅でできる簡単バターの作り方

用意するもの

  • バター作りに適した牛乳(または生クリーム) 200ml
  • 空のペットボトル or ボウルと泡立て器
  • 氷水(冷やすため)

作り方

  1. 生クリームを分離させる
    • ノンホモジナイズド牛乳を冷やし、上に浮いたクリームをすくう(または生クリームを使用)。
  2. 振る or 泡立てる
    • ペットボトルに入れて10~15分振る。
    • ボウルに入れて泡立て器で撹拌する。
  3. バターとバターミルクを分離する
    • クリームがホイップ状になり、その後水分(バターミルク)と固形分(バター)に分かれる。
  4. 仕上げる
    • バター部分を取り出し、氷水で洗って余分な水分を抜く。
    • 好みで塩を加えて「有塩バター」にすることも可能。

まとめ:バター作りには「ノンホモ&低温殺菌牛乳」を選ぼう!

バター作りに適した牛乳を選ぶポイントは、乳脂肪分が3.7%以上でノンホモジナイズドの低温殺菌牛乳を選ぶことです。

今回紹介したおすすめ牛乳は、以下の3つ。

  1. 東毛酪農 ノンホモ牛乳(群馬) → 乳脂肪分が高く、クリーミーなバター向き
  2. 木次乳業 パスチャライズ牛乳(島根) → 自然な甘みとコクが特徴
  3. タカハシ乳業 那須のおいしい牛乳(栃木) → スーパーで手に入りやすく、初心者向き

これらの牛乳を使えば、市販のバターにはない濃厚でフレッシュなバターを作ることができます!

ぜひ、お気に入りの牛乳を見つけて、自家製バター作りにチャレンジしてみてください!

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milk guide
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年間1000Lの牛乳を消費している牛乳大好き家族の主。牛乳好きを増やす、牛乳嫌いを減らす、牛乳の有用性を広く伝える事を目的として活動中。
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