美味しんぼ派?クッキングパパ派?あなたの「日本一おいしいチーズケーキ」はどっちだ!

※クッキングパパの画像が似てなさすぎるのは気にしないでください。
チーズケーキって、本当に奥が深い。 とろけるレアタイプ、しっとり濃厚なベイクド、香ばしさがたまらないバスク…どれも「これが一番!」と叫びたくなる美味しさ。
でも、ふと思うのです。 「日本一おいしいチーズケーキ」って、結局なんなんだろう?と。
今回はその問いに、ちょっと変わった視点で迫ります。 それは――グルメ漫画の名作『美味しんぼ』と『クッキングパパ』!
この2つの視点から、それぞれ「日本一おいしいチーズケーキ」を考えてみましょう。
美味しんぼ派:素材と哲学で勝負する“本物”のチーズケーキ
「美味しんぼ」は、味の本質を追い求める物語。 化学調味料はNG、素材は無農薬・自然派、作り手の思想までもが味を左右する。
そんな美味しんぼ的観点からすると、「日本一おいしいチーズケーキ」は以下のような条件で選ばれるでしょう。
✔ 素材の質が最優先
とにかくチーズや牛乳の味がクリアで力強いこと。 放牧牛乳、無添加のクリームチーズ、安心できる卵。これらが織りなす“素材の共演”が美味しさを決めます。
✔ 作り手の哲学・信念がある
“流行りだから”ではなく、「自分はこの味に命をかけてる」と言える作り手の姿勢が見えること。
美味しんぼに選んでほしいチーズケーキ
Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)
香りと温度をデザインしたレアタイプで、解凍具合によって味わいが変化。 乳の香りも繊細に立ち、シンプルながら記憶に残る美味しさ。
「これは……チーズの“旨み”そのものだ……!」 ― 山岡士郎なら、そうつぶやくかもしれません。
アトリエうかいのチーズケーキ
甘さ控えめで、牛乳や生クリームのコクが前面に出た大人の味。 スイーツというより“作品”として味わいたい逸品です。
ここで美味しんぼなら、山岡さんがじっと一口目を味わい、「……余計なものが入っていない。これは素材の純粋な旨みを引き出しているな」と静かに語り出しそうです。 その隣で栗田さんが「これ、本当においしい……!」と目を丸くして驚いている――そんなシーンが目に浮かびます。
チーズ工房の手作りケーキ(例:チーズ工房タカラ・清水牧場など)
放牧牛乳・自家製チーズを使った地元密着型のケーキ。 通販での入手が難しいものもありますが、素材の良さを味わいたい人にはまさに宝物。
ここでも美味しんぼなら、海原雄山がひとくち食べて無言になり、「……素晴らしい」とだけ呟くシーンが浮かびます。 それに対して山岡が「やっぱり本物の素材はごまかしがきかないですね」と淡々と答える、そんな緊張感すら漂う場面が目に浮かびます。
クッキングパパ派:家族で笑顔になれる、あったかチーズケーキ
「クッキングパパ」は“おいしいは、楽しい”の世界。 作って楽しい、みんなで食べて笑顔になる、思い出に残る――そんな料理がたくさん登場します。
この視点で見る「日本一おいしいチーズケーキ」は、きっとこう。
✔ 手に入りやすい素材で作れる
チーズや牛乳はスーパーで買えるものでOK。 でも、ちょっとだけいい牛乳を選ぶと全然違う!
✔ 子どもと一緒に食べられる優しい甘さ
「おかわり!」と笑顔がこぼれるような、重すぎず食べやすい味。
クッキングパパに選んでほしいチーズケーキ
お父さんの手作りベイクドチーズケーキ
材料:クリームチーズ・生クリーム・牛乳・卵・砂糖・ビスケット・バター。 ちょっと手間はかかるけれど、家族のために作るならその時間さえ楽しい。
「お父さん、これ、めちゃくちゃうまいね!」 ― 荒岩家の食卓で、まことがニコニコしながら言いそうな一言。
モロゾフのベイクドチーズケーキ
昔ながらの王道の味。 シンプルだけどバランスが良くて、家族全員で「やっぱこれだね〜」となる安心感。
「ああ〜、これ、ちょっとクセになるかもな。シンプルだけど、うまいわ〜」 ― 同僚の田中がデスクでこっそり食べながらつぶやきそうな一言。実は甘いものに目がないのをみんな知っている。
無印良品のチーズケーキ
冷蔵庫にあると嬉しい小さな幸せ。 コンビニスイーツよりも、ちょっとやさしい味わいで、クッキングパパの世界観にぴったり。
「今日は仕事でちょっと疲れたけど、これ食べて元気出たわ」 ― まことのお母さんが食卓でお茶を飲みながら微笑む。そんな日常の中に、ふっと温かさを添えてくれるケーキ。
あなたはどっち派?
- 牛乳やチーズの質、作り手の想いをじっくり味わいたい人は【美味しんぼ派】
- 家族や仲間と笑いながら食べたい、日常の中の幸せを感じたい人は【クッキングパパ派】
どちらも「おいしさ」の本質です。 そして、本当においしいチーズケーキって、誰と食べたか・どんな気持ちで食べたか――その記憶の中にあるのかもしれません。