豆乳を徹底解説!栄養・種類・牛乳との違いまで丸わかり

牛乳好きのあなたも、一度は「豆乳ってどんな飲み物?」と気になったことがあるのではないでしょうか。最近では、カフェのラテメニューに「ソイラテ」があったり、スーパーでさまざまな種類の豆乳が売られていたりと、身近な存在になっています。
でも、「牛乳と何が違うの?」「栄養はどっちが優れてるの?」と疑問を持つ方も多いはず。そこで今回は、豆乳の種類や栄養、牛乳との違い、さらにはおすすめの飲み方まで徹底解説します!
そもそも豆乳とは?
豆乳の基本
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、煮た後にこした液体のこと。簡単に言えば、「大豆のしぼり汁」です。この豆乳をさらに固めたものが「豆腐」になります。
豆乳は植物性の飲み物でありながら、たんぱく質が豊富。そのため、健康志向の人やヴィーガンの人にも人気があります。
豆乳の種類
豆乳には、大きく分けて以下の3種類があります。
- 無調整豆乳
- 大豆と水だけで作られた純粋な豆乳。
- 大豆本来の味が強く、豆腐のような風味。
- 料理やスムージーに使いやすい。
- 調製豆乳
- 無調整豆乳に砂糖や塩、植物油などを加えたもの。
- 大豆の風味が和らぎ、飲みやすい。
- 牛乳の代わりにコーヒーや紅茶に入れるのも◎。
- 豆乳飲料
- フレーバー付きの豆乳(バナナ味、コーヒー味、チョコ味など)。
- 豆乳が苦手な人でも飲みやすい。
- ただし、砂糖が多く含まれているものもあるので注意。

豆乳の栄養価とは?牛乳との違いは?
「豆乳って健康にいいって聞くけど、牛乳と比べてどうなの?」と気になりますよね。ここでは、栄養素を比較しながら、豆乳の特徴を見ていきましょう。
① たんぱく質
- 豆乳:植物性たんぱく質が豊富。吸収がゆっくりで腹持ちがよい。
- 牛乳:動物性たんぱく質(ホエイ・カゼイン)を含み、筋肉の修復や成長を助ける。
→ 筋肉をつけたいなら牛乳、ヘルシーにたんぱく質を摂りたいなら豆乳がおすすめ!
② 脂質
- 豆乳:不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸)が多く、コレステロールを抑える働きがある。
- 牛乳:飽和脂肪酸が多く、エネルギー源として使われやすい。
→ ダイエットを意識するなら豆乳、エネルギー補給には牛乳が◎。
③ カルシウム
- 豆乳:100mlあたり約15mg程度と少なめ。
- 牛乳:100mlあたり約110mgと圧倒的に多い。
→ 骨を強くしたいなら牛乳が圧勝! 豆乳を飲む場合は、カルシウム強化タイプを選ぶのもアリ。
④ イソフラボン
- 豆乳:大豆イソフラボンが豊富。女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをし、美容や更年期対策に良い。
- 牛乳:イソフラボンは含まれない。
→ 美容やホルモンバランスを整えたいなら豆乳を!

豆乳のメリット・デメリット
豆乳のメリット
乳糖不耐症の人でも飲める
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人(乳糖不耐症)の代替品として最適。
コレステロールがゼロ
豆乳にはコレステロールが含まれていないので、健康を意識している人に◎。
イソフラボンで美容・健康効果
肌の調子を整えたり、更年期の症状を和らげたりする働きが期待できる。
豆乳のデメリット
カルシウムが少ない
牛乳に比べてカルシウムが少ないため、カルシウム強化の豆乳を選ぶと良い。
大豆アレルギーの人は注意
大豆にアレルギーがある人は豆乳を避ける必要がある。
飲みすぎるとホルモンバランスが崩れる可能性
イソフラボンの過剰摂取は、ホルモンの働きに影響を与えることがあるので、1日200〜300ml程度に抑えるのが理想的。
牛乳派にもおすすめ!豆乳の美味しい飲み方
「豆乳はちょっとクセがあるから飲みにくい…」という人のために、おすすめの飲み方を紹介します!
① ソイラテ(豆乳カフェラテ)
温めた豆乳をコーヒーに注ぐだけで完成!牛乳よりもあっさりしていて、カロリーも控えめ。
② 豆乳スムージー
バナナやベリー、はちみつを加えてミキサーにかけると、まろやかで飲みやすいスムージーに。
③ 豆乳+はちみつ+シナモン
豆乳に少しはちみつとシナモンを加えると、ほっこり甘くて美味しいホットドリンクに。
まとめ:豆乳はこんな人におすすめ!
乳糖不耐症で牛乳が飲めない人
コレステロールを気にしている人
美容やホルモンバランスを整えたい人
あっさりした味わいが好きな人
牛乳と豆乳、それぞれに良いところがあるので、自分の目的に合わせて上手に取り入れてみてください!