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とろけるチーズと普通のチーズの違いを徹底解説!|仕組み・製法・用途・栄養まで丸わかり

daichan

ピザやグラタンに欠かせない「とろけるチーズ」。スーパーで手軽に買えて、料理にのせて焼くだけでとろ〜り伸びる、そんな姿は見ているだけで食欲をそそりますよね。

でも、売り場には「ナチュラルチーズ」「プロセスチーズ」「スライスチーズ」「ミックスチーズ」など、似たようなチーズがたくさん。実際に、「何が違うの?」「とろける理由ってなに?」と疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、とろけるチーズと普通のチーズ(ナチュラル・プロセス)の違いを、製法・成分・とろけ方・使い方・保存性・価格まで、図解とコラム付きで徹底的に解説します。


まずは定義を整理|「とろけるチーズ」と「普通のチーズ」

  • とろけるチーズ: 加熱するとよく溶けるように調整されたプロセスチーズの一種。市販のピザ用、ミックスチーズ、スライスチーズ(とろけるタイプ)など。
  • ナチュラルチーズ: 生乳を乳酸菌と酵素で固め、発酵・熟成させて作られた自然なチーズ(モッツァレラ、カマンベール、チェダーなど)。
  • プロセスチーズ: 複数のナチュラルチーズを溶かして再加工し、乳化剤などを加えて固めたチーズ。保存性と品質の安定が特徴。

製法の違い|“とろける性質”はここから生まれる

種類製法のポイント添加物
ナチュラルチーズ生乳→乳酸菌・レンネット→発酵・熟成基本なし
プロセスチーズナチュラルチーズを加熱・再成形乳化剤などあり
とろけるチーズプロセスチーズに乳化剤を最適配合乳化剤の調整がカギ

とろけるチーズは、「溶けやすさ・糸引き・なめらかさ」が最適になるように、乳化剤の量や種類を細かく調整して作られています。


3. 【図解で理解】なぜチーズはとろけるの?

それぞれのチーズが加熱時にどう変化するのかを視覚的にイメージしましょう。以下の図をご覧ください。

● とろけるチーズ(プロセスチーズ)

  • 乳化剤が脂肪・たんぱく質・水分を結びつけ、加熱しても分離せず滑らかにとろける
  • 糸を引くようなとろけ方は、ピザやグラタンにぴったり。

● ナチュラルチーズ(モッツァレラなど)

  • 自然なたんぱく質構造が加熱で緩み、水分と脂肪がにじみ出てとろける。
  • ただし、乳化されていないため冷めると固まりやすい

● 熟成ナチュラルチーズ(パルミジャーノなど)

  • たんぱく質構造が非常にしっかりしているため、とろけず焦げてカリカリになりやすい。

成分と栄養価の違い

種類タンパク質脂肪カロリー塩分添加物
ナチュラルチーズ約20~25g約25~35g約300~400kcalやや低めなし
プロセスチーズ約20g約30g約350kcalやや高めあり
とろけるチーズ約18~22g約30~35g約350~400kcalやや高めあり(特に乳化剤)

向いている料理の違い

用途とろけるチーズナチュラルチーズプロセスチーズ(普通)
ピザ・グラタン○(モッツァレラ)
カプレーゼ・サラダ×
おつまみ・そのまま
子供のお弁当◎(スライス)

保存性・価格の違い

  • ナチュラルチーズ: 賞味期限は短め。冷蔵で1週間〜1ヶ月(種類による)。
  • とろけるチーズ・プロセスチーズ: 長期保存可能。未開封で2〜6ヶ月持つものも。

価格はナチュラルチーズがやや高め。とろけるチーズは容量あたりで安価なものが多く、コスパ重視の家庭料理にもおすすめです。


【コラム①】乳化剤って体に悪いの?

「乳化剤って聞くとちょっと怖い…」と思う方もいるかもしれませんが、実は安全性は確保されています。
とろけるチーズに使われる乳化剤は「リン酸塩」などで、脂肪と水分を分離させず、とろける性質を作るために必要不可欠な存在です。

厚生労働省でも使用が認可されており、日常的に食べる分には問題ありません。どうしても気になる場合は、ナチュラルチーズや無添加の国産品を選ぶとよいでしょう。


【コラム②】家庭でチーズをとろけさせる3つのコツ

  1. 蒸気を逃がさない: オーブン加熱時はラップやアルミで軽くふたをすると乾燥せずよくとろける。
  2. 直火よりも低温加熱: フライパンなどで強火にすると分離・焦げの原因に。弱火でじっくりが鉄則。
  3. 水分を含む具材と一緒に: トマトやじゃがいも、きのこの上にチーズをのせると、とろけやすくなります。

まとめ|違いを知ればもっとおいしくなる

比較項目とろけるチーズナチュラルチーズプロセスチーズ(非とろける)
溶けやすさ○(種類による)
味の個性△(マイルド)◎(豊かな風味)○(一貫性あり)
添加物ありなしあり
保存性高い低め高い
価格手ごろ高め安価

料理に応じてチーズを使い分ければ、仕上がりも風味もワンランクアップ!
「なんとなく使っていたチーズ」を、意図して選ぶことができれば、料理の幅がグッと広がります。

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milk guide
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年間1000Lの牛乳を消費している牛乳大好き家族の主。牛乳好きを増やす、牛乳嫌いを減らす、牛乳の有用性を広く伝える事を目的として活動中。
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