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無脂乳固形分と脱脂粉乳の違いとは?わかりやすく解説!

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牛乳の成分表示を見ていると、「無脂乳固形分」や「脱脂粉乳」という言葉を目にすることがあります。普段何気なく飲んでいる牛乳や乳製品に使われるこれらの成分ですが、実際のところどう違うのでしょうか?

この記事では、無脂乳固形分と脱脂粉乳の違いをわかりやすく解説します。牛乳好きの方はもちろん、牛乳の成分に興味を持ち始めた方にも役立つ内容です。ぜひ最後まで読んで、牛乳への理解を深めてください!


無脂乳固形分とは?

◼ 無脂乳固形分の定義

**無脂乳固形分(むしにゅうこけいぶん)**とは、牛乳から水分と乳脂肪を除いた後に残る成分のことを指します。簡単にいうと、牛乳に含まれる「脂肪以外の固形成分」です。

◼ 無脂乳固形分の主な成分

無脂乳固形分には以下のような成分が含まれます。

  • たんぱく質(主にカゼインとホエイ)
  • 乳糖(牛乳に含まれる糖分)
  • ミネラル(カルシウム、カリウム、リンなど)
  • ビタミン(ビタミンB群など)

つまり、牛乳の栄養の大部分は無脂乳固形分に含まれているのです。

◼ 牛乳と無脂乳固形分の関係

日本では、無脂乳固形分の割合によって牛乳の種類が分類されます。

種類無脂乳固形分の基準乳脂肪分
普通牛乳8.0%以上3.0%以上
低脂肪牛乳8.0%以上0.5〜1.5%
無脂肪牛乳8.0%以上0.5%未満

たとえば、「低脂肪牛乳」や「無脂肪牛乳」は乳脂肪分を減らしたものですが、無脂乳固形分はしっかり含まれています。そのため、牛乳の風味や栄養価は、無脂乳固形分の量によって左右されるのです。

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脱脂粉乳とは?

◼ 脱脂粉乳の定義

**脱脂粉乳(だっしふんにゅう)**とは、牛乳から乳脂肪を取り除き、乾燥させて粉末状にしたものです。英語では「スキムミルク(skim milk powder)」と呼ばれます。

◼ 脱脂粉乳の作り方

脱脂粉乳は、次のような工程で作られます。

  1. 生乳(牛から搾った牛乳)から乳脂肪を除去する。
  2. 残った液体(脱脂乳)を濃縮する。
  3. スプレードライ(噴霧乾燥)で粉末化する。

このように、脱脂粉乳は牛乳を乾燥させたものなので、水を加えれば液体の牛乳に近い状態になります。

◼ 脱脂粉乳の主な成分

脱脂粉乳の成分は、ほぼ無脂乳固形分と同じです。主に以下のような栄養素が含まれています。

  • たんぱく質
  • 乳糖
  • ミネラル(カルシウムなど)
  • ビタミン(主にビタミンB群)

◼ 脱脂粉乳の用途

脱脂粉乳は、さまざまな食品に利用されています。

  • 学校給食の牛乳
  • パンやお菓子(風味や栄養を補うため)
  • ヨーグルトやチーズ(発酵のため)
  • インスタント食品(栄養強化のため)

特に、戦後の日本では栄養補給のために脱脂粉乳が学校給食で広く使用されていました。そのため、昔の世代の人は「脱脂粉乳はまずい」というイメージを持っているかもしれませんが、現代の脱脂粉乳は品質が向上し、牛乳に近い風味になっています。

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無脂乳固形分と脱脂粉乳の違い

では、無脂乳固形分と脱脂粉乳の違いをまとめてみましょう。

無脂乳固形分脱脂粉乳
定義牛乳から水分と乳脂肪を除いた固形成分牛乳から乳脂肪を除き、粉末化したもの
形状液体の牛乳に含まれる粉末状
含まれる成分たんぱく質、乳糖、ミネラル、ビタミンなどほぼ同じ
用途牛乳の品質や風味を左右する成分乳製品や食品の原料として使われる
普通牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳給食用牛乳、パン、お菓子、ヨーグルト

要するに、無脂乳固形分は牛乳の一部として存在する成分であり、脱脂粉乳は牛乳を加工して粉末状にしたものという違いがあります。


まとめ

無脂乳固形分と脱脂粉乳の違いについて解説しました。

  • 無脂乳固形分は、牛乳の栄養を決める重要な成分であり、乳たんぱくやミネラルを含んでいます。
  • 脱脂粉乳は、無脂乳固形分を含む粉末状の乳製品であり、パンやお菓子、学校給食などに利用されています。
  • 無脂乳固形分は牛乳に自然に含まれているが、脱脂粉乳は加工食品として使われるという違いがあります。

この違いを知っておくと、牛乳の選び方や乳製品の理解が深まり、より美味しく健康的な食生活に役立つはずです。ぜひ、牛乳の成分表示を見るときに思い出してみてください!

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年間1000Lの牛乳を消費している牛乳大好き家族の主。牛乳好きを増やす、牛乳嫌いを減らす、牛乳の有用性を広く伝える事を目的として活動中。
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