「ミルク」「乳」が名前にあるのに牛乳不使用!? 意外な食品リスト

「ミルク」とか「乳」という名前がついていると、当然牛乳が入っていると思いますよね。でも、実際にはまったく牛乳を使っていない食品も存在します。今回は、名前に「牛乳」「乳」「ミルク」などが入っているのに、実は牛乳不使用な意外な食べ物を紹介していきます!
ミルクパン(乳不使用のものがある)
「ミルクパン」と聞くと、牛乳を練り込んだふんわりしたパンを想像するかもしれません。しかし、実際には「見た目がミルクのように白い」ことから名付けられたものもあり、乳成分を含まないレシピのミルクパンも存在します。特に、シンプルな材料(小麦・水・酵母・塩・砂糖)で作られたものなら、牛乳を使わずに焼き上げられていることもあります。
ココナッツミルク
「ミルク」と名前に入っているので牛乳の一種だと思われがちですが、実はココナッツミルクはココナッツの果肉をすりつぶして水と混ぜたもの。動物性の乳成分は一切含まれていません。料理やデザートに使われることが多く、牛乳アレルギーの人でも安心して楽しめます。
アーモンドミルク・オーツミルク・ソイミルク(豆乳)
これらも「ミルク」とついているため牛乳入りだと勘違いされがちですが、いずれも植物由来の飲み物。アーモンドミルクはアーモンドから、オーツミルクはオーツ麦から、豆乳(ソイミルク)は大豆から作られています。最近では乳製品の代替品として人気がありますが、牛乳そのものではないので乳成分は含まれていません。
ピーナッツバター
「ナッツ=ミルク」というイメージから、牛乳が入っていると思われることもありますが、ピーナッツバターの主成分はピーナッツ。クリーミーな食感はピーナッツの油分によるもので、乳成分は含まれていません。ただし、商品によっては乳成分を加えたものもあるので、成分表示はチェックしましょう。
乳酸菌飲料(乳成分不使用のものがある)
「乳酸菌=牛乳が必要」と思われがちですが、実は牛乳を使わずに発酵させた植物性乳酸菌飲料もあります。例えば、植物性の乳酸菌を使った発酵ドリンクや、豆乳を発酵させた乳酸菌飲料などです。もちろん、一般的なヨーグルト系の乳酸菌飲料には牛乳が含まれますが、選び方次第で乳成分ゼロのものも見つかります。
カシューナッツミルク
アーモンドミルクと同様に、カシューナッツを原料とした植物性ミルクの一種。見た目は牛乳のようですが、乳成分は一切入っていません。濃厚でクリーミーな味わいが特徴で、牛乳の代わりにコーヒーやシリアルに使われることもあります。
ミルククラウン(飲み物ではない)
「ミルク」という名前がついているのに、そもそも食品ではないものもあります。例えば、「ミルククラウン」は、液体に液滴が落ちたときにできる王冠のような飛び散りのことを指します。食品名ではありませんが、名前だけ見ると牛乳を連想してしまう人も多いのでは?

乳鉢(食べ物ではない)
食品ではありませんが、「乳」がついているものとして「乳鉢」も挙げられます。これは、薬や鉱物をすりつぶすための道具で、牛乳とはまったく関係ありません。名前の由来は、「すり鉢の表面がなめらかで乳白色をしているから」と言われています。
まとめ
今回は、名前に「牛乳」「乳」「ミルク」がついているのに、実際には乳成分が含まれていない食品を紹介しました。
✔ 意外だった食品リスト
- ミルクパン(乳不使用のものがある)
- ココナッツミルク
- アーモンドミルク・オーツミルク・ソイミルク(豆乳)
- ピーナッツバター
- 乳酸菌飲料(乳成分不使用のものがある)
- カシューナッツミルク
- ミルククラウン(食品ですらない)
- 乳鉢(完全に食品ではない)
牛乳アレルギーや乳製品を避けたい人にとっては、「ミルク」と書かれていても安心して食べられる食品があることは嬉しい発見かもしれませんね。逆に、牛乳好きの人は「やっぱり本物のミルクが一番!」と思うかもしれません。
あなたが知っている「ミルク・乳と名前についているのに牛乳が入っていない食べ物」があれば、ぜひコメントで教えてください!