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世界の有名な牛乳メーカーとその特徴!牛乳の魅力を再発見しよう

daichan

牛乳は世界中で愛される飲み物ですが、日本国内のメーカーは知っていても、海外の有名な牛乳メーカーについてはあまり知らないという人も多いのではないでしょうか?調べてみると、あなたが思っている以上に普段使いしているメーカーが多くあります。
今回は、世界的に有名な牛乳メーカーをいくつか紹介し、それぞれの特徴を解説していきます。これを読めば、海外の牛乳事情にも詳しくなれるはずです!

世界的な牛乳メーカーとは?

牛乳メーカーと一口に言っても、そのスタイルはさまざまです。
・大規模な乳製品メーカーとして世界中に展開する企業
・オーガニックや低温殺菌にこだわるブランド
・地域の酪農家と密接に関わるメーカー

それぞれの特色を理解しながら、世界の牛乳業界を覗いてみましょう。


世界の有名な牛乳メーカー

ラクトリス(Lactalis) – フランス

世界最大の乳業メーカー

特徴
・本社はフランスにあり、世界50カ国以上で展開
・パルメザンチーズやカマンベールチーズでも有名
・「Président」「Galbani」「Parmalat」「Kraft」などのブランドを展開

ラクトリスは、牛乳だけでなくバターやヨーグルト、チーズなど幅広い乳製品を扱う世界最大の乳業メーカーです。
フランスの老舗ブランド「Président(プレジデント)」のバターやチーズを見たことがある人も多いのではないでしょうか?我が家は「Kraft」のスライスチーズにお世話になっています。

また、イタリアの「Galbani(ガルバーニ)」や、イタリアの牛乳ブランド「Parmalat(パルマラット)」も傘下に収めており、世界的な影響力を持つ企業です。


ネスレ(Nestlé) – スイス

食品業界最大手、牛乳ブランドも豊富!

特徴
・スイス発祥の世界的食品メーカー
・「Nido」「Nestlé Pure Life Milk」「Carnation」などの牛乳ブランドを展開
・粉ミルクや調製乳も得意

ネスレといえばコーヒーの「ネスカフェ」やチョコレートの「キットカット」などが有名ですが、実は牛乳事業にも力を入れています。
「Nido(ニド)」は、主に発展途上国向けの粉ミルクで、長期保存ができることから人気があります。

また、アメリカでは「Carnation(カーネーション)」というブランド名でコンデンスミルク(加糖練乳)やエバミルク(無糖練乳)を展開しています。


フォンテラ(Fonterra) – ニュージーランド

世界トップクラスの酪農協同組合

特徴
・ニュージーランドの酪農家が集まった協同組合
・「Anchor」「Anlene」「Anmum」などのブランドを展開
・高品質な乳製品を輸出

ニュージーランドは酪農大国として有名ですが、その中心的な存在が「フォンテラ(Fonterra)」です。
酪農家の協同組合として運営されており、高品質な牛乳や乳製品を生産しています。

「Anchor(アンカー)」というブランドのバターや牛乳は、日本でも一部の輸入食品店で見かけることができます。
また、「Anlene(アンリーン)」はカルシウム強化の牛乳で、特に高齢者向けに人気があります。


アーラ・フーズ(Arla Foods) – デンマーク/スウェーデン

ヨーロッパ最大の酪農協同組合

特徴
・デンマークとスウェーデンの酪農家が中心
・「Arla」「Lurpak」「Castello」などのブランド展開
・オーガニック製品も多い

アーラ・フーズは、デンマークとスウェーデンの酪農協同組合が合併してできた企業で、ヨーロッパ最大の乳業メーカーです。
「Arla(アーラ)」ブランドの牛乳やバターは、北欧らしいシンプルでナチュラルな味わいが特徴です。

また、「Lurpak(ルアーパック)」というブランドのバターは、世界中で人気があり、日本のスーパーでも手に入ることがあります。


ディーン・フーズ(Dean Foods) – アメリカ

かつてのアメリカ最大手乳業メーカー(現在はDairy Farmers of Americaが買収)

特徴
・アメリカ国内で牛乳ブランドを多数展開
・「TruMoo」「DairyPure」などのブランドが有名
・2019年に経営破綻し、Dairy Farmers of Americaが事業を引き継ぐ

ディーン・フーズはかつてアメリカ最大の乳業メーカーでしたが、2019年に経営破綻し、現在はDairy Farmers of America(DFA)がその事業を引き継いでいます。
「TruMoo(トゥルームー)」はチョコレートミルクのブランドで、アメリカでは子どもに大人気です。
また、「DairyPure(デイリーピュア)」は無脂肪乳や低脂肪乳のラインナップが充実しています。


まとめ:世界の牛乳を知れば、牛乳がもっと楽しくなる!

今回は、世界的に有名な牛乳メーカーを紹介しました。
日本国内の牛乳だけでなく、海外のメーカーにも目を向けることで、新たな発見があるかもしれません。

もし海外旅行に行く機会があれば、現地のスーパーで牛乳を買って飲み比べてみるのも面白いですよ!
これからも牛乳の魅力を知って、もっと牛乳を楽しんでみませんか?

ABOUT ME
milk guide
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年間1000Lの牛乳を消費している牛乳大好き家族の主。牛乳好きを増やす、牛乳嫌いを減らす、牛乳の有用性を広く伝える事を目的として活動中。
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